産後骨盤ケアが大切な3つの理由


最近は、ネットや本などの影響もあり、産後の骨盤ケアの認知度が上がり、産後骨盤矯正を受ける方も方が増えています。
「骨盤矯正」は、男女問わず、年齢も関係なく受けられ、一般的な腰痛や肩こり等にも効果のある施術法です。産後に骨盤矯正をするメリットは多いので、この時期にするのは特にお薦めです。

では、産後は骨盤矯正ケアが大切な3つの理由についてお話していきます。1つ目は「リラキシン」というホルモンが妊娠中に大量に分泌されるという理由です。リラキシンは、骨盤の恥骨や仙腸関節などの靭帯をゆるませ、赤ちゃんが産道を通りやすくするために分泌されます。
このため靭帯が緩んでいる状態は、出産後もしばらく続くので、骨盤が緩んだ状態にあるので、矯正しやすいと言われています。

米国カイロプラクティック専門誌によると、産後の女性の「95.655%」が仙腸関節に異常がみられるとの報告があります。
この仙腸関節は骨盤の重要な関節です。ここのバランスがくずれると、背骨のバランスも崩れ、肩こりや腰痛などの、身体の痛みやコリなど不調が出る場合があります。
産後に正常な状態に戻しておく事は、今後の予防につながりますので、産後の骨盤ケアが重要になります。

骨盤周辺の靭帯がゆるむことで、脳がまだ妊娠中と錯覚してしまい、「プロゲステロン」というホルモンを分泌し、水分や脂肪をためようとします。その為、なかなか妊娠前の体重に戻らないということがあります。
早めに骨盤ケアをして、骨盤を正常状態に戻すことで、妊娠前の体型に戻しやすくなるというメリットがあります。