産後、短い睡眠でも眠りの質をあげる方法をご紹介いたします!

出産直後の疲れがたまっている時期、母乳をあげる時期などは、睡眠が細切れになりますよね。その後も体を休めたいけど興奮して眠りが浅くなってしまうのが現実かもしれません。

そこで短時間でも、質の高い眠りを得られるように、自律神経を整え、副交感神経優位のリラックス状態を作れる呼吸法「腹式呼吸」をご紹介します!

1.仰向けになり、自分の背面を感じる
布団や床の上で仰向けに寝て、両膝をたてる。両膝、両足は肩幅くらいに開いておく。片方の指先をみぞおちのあたりに、もう片方を恥骨のあたりに触れるように置く。

2.鼻から息を吸って骨盤を恥骨の方向へ
鼻から息を吸いながら、お腹をふくらませる。骨盤を恥骨の方向へゆっくりと傾け、腰を反らす。同時に首を反らせて、アゴを天井に向ける。骨盤、背骨、頭蓋骨の連動した動きを感じる。

3.口から息を吐いて骨盤をみぞおち方向へ
口からスーッと音を立てながらゆっくりと息を吐き、お腹を凹ませていく。今度は骨盤をみぞおちの方向へ傾け、それに連動して首の後ろ側を伸ばし、アゴを引いた状態にする。そうすると尾骨が自然と浮き上がり、腰がピッタリ床につく。

腹式呼吸は、心の不調で悩むかたにも、脳へのリラックス効果があります。寝る前や空いた時間にやってみてくださいね。
※参考文献「産後ママの心と体をケアする本」