実は、生理と骨盤にはとても深い関係があり、このような症状は骨盤の歪みが原因ということも考えられます。
骨盤のゆがみがある事で、子宮が正常の位置になく、血流が悪くなるため、子宮の本来の働き、機能が低下してしまうからです。
また、特に女性の骨盤は妊娠・出産するための機能として、生理周期に合わせて開閉するように動き、それによって女性ホルモンの分泌などが行われます。
この骨盤の開閉は生理痛の血流や神経伝達に影響し、正常な開閉が行われないことにより、生理不順やPMS(月経前症候群)が悪化してしまうのです。
生理痛や生理不順を根本から解消するには、骨盤をはじめとした体の歪みを調整し、生活習慣の改善が必要です。
症状が気になる方は、早めに調整されることをオススメします。
今回は食べもの、飲み物による改善方法をご紹介します。
1.「亜鉛」
様々なホルモンの合成に関わっていますが、特に、女性ホルモンの分泌を活性化させる働きがあり、ホルモンバランスの改善に役立ちます。牡蠣、豚肉、牛肉、卵に多く含まれています。
2.「ビタミンB6」
卵胞ホルモンの代謝に作用し、生理痛など不快な症状を緩和してくれます。マグロ、サンマ、サケ、サバなど魚類に多く含まれています。
3.「ビタミンE」
末血管を拡張させて血行を良くします。ナッツ類やごま、アボカド、カボチャ、ウナギなどに多く含まれています。
4.「緑茶」
生理痛軽減に効果のあるフェノール成分が多く含まれています。また、カフェインを含まないカモミールティーのようなハーブティーもオススメです。