このような腰痛の方は、まず医療機関を受診してください。

「慢性的」な腰痛に、「代替療法」による寛解・緩和に効果的なケースもあります。

しかし、「発熱がある」「体重が減っている」「安静時にも痛みがある」「足などにしびれがある」などのサインがあるような腰痛の場合は重篤な疾患のおそれがあるので、すぐに医療機関での受診をお勧めします。

なぜなら、このような場合は、膵臓がんや卵巣がん、腰椎へのがんの転移などが原因で腰痛の可能性があるからです。

整骨院や整体院に通って腰痛が改善した経験がある方でも、上記のようなサインがある場合は、一度、医療機関での精査をして、異常がないことを確認した上で、いわゆる「代替療法」による施術(マッサージや鍼灸、整体、カイロプラクティック、骨盤矯正)を受けるようにしてください。

※雑誌プレジデント2019年11月15日号から一部を抜粋させていただきました。